サロン2002の“歴史”“志”“会員”について
サロン2002の活動は1997年度に始まりました。2000年4月1日の設立宣言には“歴史”“志”“会員”が記され、いまでもサロン2002の根底にある思想として生き続けています。
2014年5月31日の設立総会で特定非営利活動法人サロン2002が生まれました。前文には「スポーツを通しての“ゆたかなくらしづくり”に貢献できるよう、“志”に賛同する仲間のネットワークを広げ、深めていくとともに、それを基盤としてさまざまな社会問題に対応したスポーツ関連事業の主体として積極的に取り組んでいけるよう」設立されたことが明記されています。
同法人が運営するネットワークが「サロン2002ファミリー」です。“志”に賛同し、“Give and Take”の気持ちを持つ人なら、いつでも、だれでも入会できます。
NPOサロン2002の運営に携わる、本法人の「正会員」、および「賛助団体」も募集しています。
定款から当該箇所を引用します。
サロン2002設立宣言(2000年4月1日)
我々は、以下に「サロン2002の“歴史”」、「サロン2002の“志”」及び「サロン2002の“会員”」を述べることにより、ここにあらためてサロン2002の設立を宣言する。
【サロン2002の“歴史”】
サロン2002は、社会学、心理学等の専門的立場からサッカーの分析・研究・報告に従事していた「社・心グループ」(財団法人日本サッカー協会科学研究委員会の研究グループの一つで、1980年代後半からこの名称で活動)を前身とし、1997年からは研究者という枠にとらわれない、幅広い人材によって構成されるゆるやかな情報交流グループ「サロン2002」として活動を行ってきた。
【サロン2002の“志”】
サロン2002は、サッカー・スポーツを通して21世紀の“ゆたかなくらしづくり”を目指すことを“志”とする。年齢、性別、国籍、職業、専門分野、生活地域などを超えた幅広いネットワークを築き上げ、全国各地にサロン2002の“志”の輪を広げ、大きなムーブメントとなることを目指す。
サロン2002の“志”を実現する上で、2002年FIFAワールドカップ韓国/日本大会は大きな節目であると認識する。国内外の様々な人々と協力しながら、この世界的なイベントの“成功”に貢献するとともに、同大会後の“ゆたかなくらしづくり”のためにできることを考え、行動する。
【サロン2002の“会員”】
サロン2002は、前項の“志”を同じくする人たちのゆるやかなネットワークである。
サロン2002の“志”に賛同した個人であれば、誰でも、“会員”となることができる。ただし会員は、サロン2002からの“Take”を求めるだけでなく、サロン2002に対して、また社会に対して何が“Give”できるかを常に考え、“Give and Take”の姿勢でいるということが前提である。
サロン2002は、会員に対して短期的な成果は求めない。長い目で見た“Give and Take”の関係が成り立っていればよい。即座のアウトプットが困難であっても、いずれ何らかの形での“Give”を考えている人なら“会員”となることができる。